''・ぼたもち?おはぎ?''
竹コラムへ戻る
ぼたもち?おはぎ?''
お彼岸のこの時期、スーパーや和菓子店に並ぶのがおはぎ。
ほんのりあまくて懐かしい味ですよね。
このおはぎにもちゃんと意味があるんです。
彼岸におはぎを食べるようになったのは江戸時代。
お彼岸や四十九日の忌明けに食べるようになったそうです。
赤色には厄払いと邪気を祓う効果があると昔から言われており、赤色の食べ物を食べることと先祖供養がいつしか結びついたといわれています。
元々は自分達が食べるのではなく、先祖にお供えして自分の功徳を積んでいたそうですよ。
ところで、ぼたもちとおはぎの違い、ご存知ですか?
実はどちらもほとんど同じなんです。
ではどうして呼び名が違うのでしょう?
この二つを漢字で書くと「牡丹餅」、「お萩」
春のお彼岸に食べるのは「ぼた餅」、秋のお彼岸に食べるのは「おはぎ」なんです。
農耕が始まる春には収穫をもたらす山の神をお迎えするために「牡丹餅」、秋の収穫を感謝して「お萩」を作ったとも言われています。
美味しいお萩の作り方
・ごはん 500G
・砂糖 30G
・水 大匙1
・茹で小豆 250G
・擂ゴマ 50G
・ゴマ油 小匙1
ゆで小豆はよく擂り潰し、黒ゴマとごま油を加えて擂り混ぜる。
ごはんは熱い状態で水をふり砂糖を加えてよく潰し、均等に分けて丸める。
餡でごはんを包むようにして形を整える。